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Gamble Dependence Straight to Hell!

ギャンブル依存症。日々色々な事を考えています。

告白

日曜日が終わってしまった。

土曜日は悪夢にうなされ睡眠不足のまま朝を迎え、結局は何もせずに家で本を読んで過ごした。
本棚の中には、まだ手をつけていない文庫本が数札あったのでそれを何冊かと、漫画の新刊が一冊。
もちろん、ドンキホーテにも行っていない。
夜は早めに寝て、日曜は悪夢を見る事もなくすっきりと目覚める事が出来た。

私が目覚めると、妻はもう先に起きていて、慌ただしく料理の支度をしていた。
いつもの食事とは一風違う食器が準備されていて、聞くと昼食時に来客があるとの事だった。

妻の友人が来るという事で、私も最低限の身だしなみを整える事にした。妻は別に気にもしていない様子だったが、妻に恥をかかせるわけにはいかない。
私はシャワーを浴び髭を剃り、過去に何度か面識のある妻の友人を笑顔で出迎えた。
妻の友人は3歳ぐらいの娘さんと一緒だった。
なるほど、テーブルの上にあった家では見かけたことの無い小さな皿にも納得がいった。
今日のお客様用に購入したのだろう。

子供にあまり馴染みの無い私は、最初は子供の扱いにも戸惑った。部屋の中に子供が一人居るだけで、随分と賑やかになるものだ。
4人で食卓を囲み昼食を食べ終わり、妻と友人が何だかんだ会話をしている間、私はその娘さんとソファーに座ってテレビを見たり、ぎこちない会話を交わしたりしていた。
我が家には子供が喜ぶようなアイテムは何もなさそうだったので、妻のテディベアを持ってきて渡してみると喜んでくれた。
私がベランダで煙草を吸っている間も、締めた窓の向こう側からこちらを見ている。
あちらが私にも馴れて来ると、いつのまにか何だかその娘さんが可愛くてしかたがなくなっていた。
私がその気持ちを妻の友人に伝えると、当然私達夫婦も早く子供を作る事を勧められた。

私は相槌を打った。

夕方二人が帰る時間になると、私は何だか少し寂しい気持ちになっていた。
最後に娘さんと二人で写真を撮り、マンションの入口で二人を見送った。

私達に夫婦には子供が居ない。
今迄、何となくその話題を避けて来た部分もある。

今日は夕方までずっと慌ただしかったので、夕食は外食で済せる事にした。
帰宅後、話題は当然子供の事になった。
話は私の方から切り出していた。
私は子供が欲しい気持ちをずっと持っていた事、借金がある事、貯金を全て使ってしまった事、全てを打ち明けた。

妻は私の突然の告白に驚いた様子で、暫く無言の時間があった。
「まぁ、なんとかなるよ」
それが妻の返事だった。

その返事の後に、私がギャンブル依存症である事、今それを克服しようとしている事を付け加えた。

妻はギャンブル等というものとは無縁で生きてきた。
私がたまに競馬をしている事ぐらいは知っていたが、ギャンブル依存症と言われても、ピンと来る筈もない。
簡単に説明はしてみたが、理解してくれという方が難しいだろう。
しかし、子供の話を進める上で、これ以上借金の事やギャンブルの事を妻に隠していては、今後更なる迷惑をかけてしまう事態を招くのは免れない。
「どうにかなるよ」
それでも妻の答えは変わらなかった。

情けない事に、私は明確な覚悟を持って全てを妻に告白したわけではなかった。
勢いで言った、という方が正しいかもしれない。
加えて、私の今の精神状態では「絶体もう二度とギャンブルをする事は無い」と妻に誓うのは憚れる。
私の心は覚悟と不安の狭間で揺れ動いていた。

今更ながら、妻に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

後日もう一度、私の借金や貯金の件については、本心、正直な感想を聞く必要もあるだろう。妻も子供を望んでいる。その話と私のギャンブルの話を抱き合わせで話したのでは、何か違うような気もした。

ともかく私は、これからの夫婦の将来の為にも一刻も早くこの精神状態から抜け出さなければならない。


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